画面を読み込んでいます…
画面を読み込んでいます…
FabCafe Kyotoは、京都府京都市下京区本塩竈町554にある、カフェとデジタル工作設備、貸切スペースを備えた施設です。京都・五条の鴨川に近い場所で、築約120年の木造建築を改修し、2015年に開業しました。運営は株式会社ロフトワーク。ものづくりを通じて人々が集まる拠点として、喫茶や仕事の場を開くとともに、制作、展示、ワークショップ、プロジェクトの発表などに取り組んでいます。 カフェのコーヒーには、Kurasu Kyotoから仕入れるオリジナルブレンドがあります。ブラジル、コロンビア、グアテマラの豆を合わせたもので、別に大山崎 COFFEE ROASTERSのシングルオリジンも用意しています。デカフェのメニューもあります。飲み物はセイロンティー、抹茶ラテ、マサラチャイ、自家製ハニーレモネードなど。フードには近隣のパン店によるパン、ovgo Bakerのクッキー、京都の生産過程で出る副産物を活用した八方良菓のジェラートを掲載しています。 1階のカフェ席と2階のテラス席では、電源とWi-Fiを利用してデスクワークや打ち合わせができます。オンライン会議や電話のための専用ブースは設けていません。来店後はレジで注文と会計を済ませてから席へ案内される方式で、通常のカフェ席は予約を受け付けていません。カフェ利用は一人一杯のドリンク注文が基本となり、二時間を超える場合には追加注文が必要です。会計はキャッシュレスで、現金は利用できません。 1階のカフェスペースは、トークイベント、研修、展示会などの会場として貸切利用を受け付けています。広さは約75平方メートルで、椅子のみなら着席40人、机を使う場合は20人、立席は70人までと案内されています。80インチの液晶モニター二台、無線マイク二本と有線マイク二本、ホワイトボード、電源、Wi-Fiを備えています。貸切は準備と片付けを含めて三時間からで、専用フォームで申し込み、審査を経て予約可否の返答を受ける流れです。 2階には、手前の八畳と奥の六畳を合わせた十四畳の和室があります。複数人での会議やワークショップに向けた予約制スペースで、一時間から利用できます。備品はHDMI接続の液晶モニター、電源、Wi-Fiと有線LAN、ホワイトボード。ホワイトボードはほかの利用と重なる場合があります。和室利用者向けには別料金のコーヒーポットサービスもあり、カフェで注文した飲み物や食べ物を和室で楽しめます。公式には刺繍教室やチームミーティングでの使用例が紹介されています。 貸切スペースには利用上の条件があります。建物の構造上、室内外の音や視線を完全には遮断できず、機密性の高い会議には向かないとしています。キッチンや冷蔵庫、冷凍庫の使用、写真・動画の撮影や配信、撮影スタジオとしての利用は受け付けていません。会場の設営や受付に必要な人員は主催者側で用意する仕組みです。 工作設備の中心は、自分で機器を操作するFabツールの利用サービスです。レーザーカッター、デジタル刺繍ミシン、デジタル製版機は、対象機器の操作講習会を受講してから、一時間単位で予約します。講習では基本操作、安全上の注意、テスト加工、後片付けを確認します。テスト用のデータと素材は施設側が用意しますが、パソコンやIllustratorなどの基本操作を教える内容ではありません。通常利用のデータ制作や加工をスタッフへ代行依頼するサービスもありません。 レーザーカッターはtrotec Speedy 100を設置しています。Illustratorなどで準備したデータをもとに、紙、木、アクリルなどへ彫刻や切断を行う機器です。加工範囲の目安は幅607ミリ、奥行き302ミリで、金属や鏡、MDF、塩ビなどは使用できません。データ形式や素材の条件があり、文字はアウトライン化して準備します。素材ごとのテスト加工が必要なため、仕上がりを調整するための材料も見込んだ利用が前提になっています。 デジタル刺繍ミシン「TAJIMA 彩 -SAI-」は、画像やイラストのデータをもとに最大八色の糸で刺繍できます。デジタル製版機「FAST SCREEN TRACER」は、シルクスクリーン印刷に使う版を作る設備で、店内の刷り台で印刷も可能です。講習が不要な家庭用ミシンもあります。一方、3Dプリンターと小型CNCフライスは一般向けの予約を受け付けておらず、レジデンスプログラム参加者のセルフ利用に限定されています。 館内には、素材をテーマにしたプラットフォーム「MTRL」によるサンプル展示があり、実物を手に取って見ることができます。ものづくりの交流企画「Fab Meetup Kyoto」では、分野の異なるつくり手が一人十分のプレゼンテーションを行い、作品や試作品とともに制作の過程を共有します。トーク、展示、ワークショップなどの催しも公式サイトで案内されており、完成品を見るだけでなく、制作に携わる人の考えや試行錯誤に触れる活動を展開しています。 継続的な制作活動には、三か月間のプロジェクト・イン・レジデンス「COUNTER POINT」を設けています。応募と選考を経たプロジェクトが施設を制作場所や発表会場として使い、Fabツールの利用、情報発信、来場者との交流などの支援を受ける制度です。参加者は毎月一週間以上ここで活動し、過程を共有しながら、終了時には成果を発表します。個人の関心から始まる実験的なプロジェクトを対象に、制作と公開を同じ場所で進める枠組みになっています。
COMMUNITY PHOTOS
このお店を利用したみんなの写真
現在、推しあわせでの予約は受け付けていません。
⌖ 京都府 京都市下京区