画面を読み込んでいます…
画面を読み込んでいます…
新潟県阿賀野市保田にある「ギャラリーものがたり」は、安田瓦の製造を手がける丸三安田瓦工業の直営施設です。公式には「ギャラリー粘土工房ものがたり」として紹介され、瓦の原料となる粘土から生まれた品々の展示・販売や体験、カフェを通じて、産地のものづくりに出会えます。2011年に開設され、2020年には体験・カフェのスペースが増設されました。 この地域の安田瓦は、江戸時代末期から続く焼き物です。丸三安田瓦工業では釉薬を施し、約1,200度の高温で還元焼成することで、銀鼠色の光沢を持つ瓦に仕上げています。雪の多い地域の屋根を支えてきた素材が、手の届く大きさの器や置物にも姿を変えていることが、このギャラリーを訪ねる面白さ。色合いや形を眺めながら、普段は屋根の上にある瓦を身近に感じられます。 同社が展開する食器やインテリアにも、安田瓦の技術が生かされています。食器の「TSUKI/YUKI」、室内で瓦を楽しむ「MYK」、地域の酪農と瓦づくりを背景に生まれたミルクカップ「PU.LE.LA」など、それぞれに異なる用途や発想があります。鬼瓦職人が手がける鬼面やフクロウの置物も公式に紹介されています。気になる品の展示・販売状況を確かめながら、暮らしに迎える一品を探す楽しみがあります。 自分の手を加えた記念品を作りたい方には、瓦やタンブラーに描く絵付け体験があります。瓦なら部屋や玄関に飾る作品に、タンブラーなら日々使う器にと、完成後の使い方を思い描いて図柄を考えられます。作業にはスタッフのサポートもあります。絵付けした作品は焼き上げてからの受け取りとなるため、旅の当日に持ち帰る前提ではなく、完成時期と受け取り方をあらかじめ確認しておきましょう。 香りを楽しむ小物を作るフレグランス体験では、瓦のモチーフを好きな色に塗り、裏面に好みのアロマを付けます。完成品はルームフレグランスとして使え、公式案内ではその場で受け取れる体験です。色と香りの組み合わせを選ぶ工程があり、焼き上がりを待つ絵付けとは別の楽しみ方ができます。旅行中に持ち帰れる作品を希望する場合には、こちらの内容も候補になります。 瓦割り体験も、この産地ならではのメニューです。平瓦を専用の廃棄用ボックスへ投げ入れるコースと、のし瓦を割るコースが案内されています。観光案内によると、割るための瓦には体験用の加工が施されています。瓦の形や音に触れながら、展示を見る時間とは違った体験ができます。参加条件や実施日時が設けられているため、希望するコースを伝え、当日の案内に沿って参加してください。 なお、土を成形する「粘土体験」は、公式の体験ページで現在休止中と案内されています。施設名に粘土工房とあっても、粘土をこねる体験がいつでもできるわけではありません。絵付けやフレグランスなど、希望する内容の実施状況を個別に確かめることが大切です。予約人数や持参品についても公式の連絡事項があるため、来訪日と人数に合う受け入れ条件を問い合わせてから予定を組むとよいでしょう。 瓦が製品になるまでを知りたい方には、同社の工場見学も案内されています。ギャラリーで作品に触れることに加え、製造工程をたどることで、身近な建材の背景を学べます。工場は実際に生産を行う場所なので、見学できる日時は稼働状況などによって変わります。希望日時と参加人数を伝えて申し込み、服装や履物に関する注意事項も確認してください。ギャラリーの営業時間とは分けて計画するのがポイントです。 周辺の「やすだ瓦ロード」と組み合わせた散策も、この場所を訪ねる楽しみです。瓦の装飾や鬼瓦のアート、レンガの煙突など、産地ならではの景観に出会えます。丸三安田瓦工業の敷地にある総瓦葺きのバス待合所は、瓦ロードの整備が始まるきっかけにもなりました。展示や体験で素材に親しんだ後に歩くと、街なかで使われる瓦の表情や、屋根以外への生かし方にも目を向けられそうです。 ギャラリーではドリンクやソフトクリームも案内されており、品物を見たり周辺を歩いたりする合間の休憩にも立ち寄れます。所在地は新潟県阿賀野市保田6130-1。磐越自動車道の安田ICから車で約8分が目安です。公式に掲載されている営業時間は10時から16時で、定休日は不定休。予告なく休む場合もあるため、体験を希望する方はもちろん、ギャラリーやカフェを目当てに訪れる場合も事前確認がおすすめです。
COMMUNITY PHOTOS
このお店を利用したみんなの写真
現在、推しあわせでの予約は受け付けていません。
⌖ 新潟県 阿賀野市