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神戸・北野のハンター坂沿いにある「パティスリー グレゴリー・コレ」。黒い外観を目印に訪ねる神戸本店は、1階がお菓子の販売スペース、2階がカフェになっています。ケーキや焼き菓子、チョコレートなど、フランス菓子のさまざまな表情に出会える一軒です。街歩きの途中に甘いものを楽しみたい日も、自分へのご褒美を選びたい日も、予定に加えておきたくなるお店。北野の景色を眺めたあとに、お菓子の色や形、素材の組み合わせへゆっくり目を向ける時間はいかがでしょうか。
お店の始まりは1998年4月、神戸・元町。神戸の復興を願う思いと、洋菓子の街から本格的なフランス菓子を届けたいという志が、フランス人パティシエとの出会いによって形になりました。グランシェフのグレゴリー・コレ氏は、ニースのホテル・ネグレスコで総製菓長を務め、1992年にはデザートフランス選手権大会のプロフェッショナル部門で優勝した経歴を持ちます。2017年冬には北野へ移転。お店が歩んできた時間を知ると、目の前の一品を味わうひとときも、少し違って感じられそうです。
季節の味との出会いも、このお店の楽しみのひとつです。2026年秋の公式発信では、栗やカシス、ぶどうを使ったお菓子が紹介されています。たとえば「オペラ・ロートンヌ」は、マロンのバタークリームとショコラのガナッシュに、ルバーブのコンフィを組み合わせた季節限定のケーキ。栗とチョコレートだけでなく、果実の酸味を重ねるところにも、素材同士の組み合わせを味わう面白さがあります。どんな香りが広がるのか、どの味が印象に残るのか。ひと口ずつ確かめながら楽しみたくなります。 同じ秋のお菓子として紹介されている「カシスモンブラン」は、カシスとマロンを合わせたヴェリーヌです。栗のお菓子でも、合わせる果実や仕立てによって違う表情が生まれるのが魅力。好みの素材から選ぶだけでなく、まだ試したことのない組み合わせに目を向けるのもよさそうです。季節商品は販売時期や品揃えが変わるため、ここで紹介するものがいつでも並ぶとは限りません。その日に出会えるお菓子の中から、お気に入りを探す楽しみを大切にしてみてください。
ケーキだけでなく、焼き菓子にも選ぶ楽しさが広がっています。公式の商品案内には、フィナンシェやマドレーヌ、フロランタン、サブレなどが並び、フィナンシェはナチュール、ショコラ、メープルの種類が紹介されています。家で過ごす休日のおやつを考えたり、大切な人の好みを思い浮かべたり。同じ焼き菓子でも、味や形に目を向けながら選ぶ時間が、贈り物の楽しみにつながりそうです。店頭の取り扱いは訪問日に確かめながら、自分や贈る相手に合う一品を見つけたいところです。
神戸三宮駅から徒歩約10分、北野坂から一本西に入ったハンター坂が本店のある通り。教会や異人館などが並ぶ北野を歩く一日に、お菓子を楽しむ時間を組み合わせやすい場所です。1階の販売スペースと2階のカフェでは営業時間が異なるので、カフェを目的に訪れる日は、昼からの予定にすると組み立てやすそうです。あちこちを急いで回る日だけでなく、ひとつのお店で味わう時間を残しておく日にも。散策で見つけた景色の話をしながら、ゆっくりひと息つく過ごし方が似合います。
お菓子の色や形から、推しの衣装や好きな作品の場面を思い浮かべるのも楽しみ方のひとつ。色の印象で選んだり、好きな味を大切にしたり、友人と選んだ理由を話したり。特別なサービスがなくても、お菓子選びに自分なりの物語を重ねることで、日常のティータイムが少し特別になりそうです。こちらはお菓子を楽しむための提案で、グッズの持ち込みや撮影、特別なプレートなどの対応を示すものではありません。北野の街歩きとフランス菓子を楽しむ日を、心に残る小さなご褒美にしてみてはいかがでしょうか。
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