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Studio26は、札幌市中央区山鼻にある、カフェ、音楽会場、庭のある文化スペースです。もとは英文学者の夫と高校で国語を教えていた妻が暮らした家で、二人の遺志を受け、築六十年を超える建物を改装して開かれました。残された本や庭を受け継ぎながら、クラシック音楽の演奏会やカフェの時間を通して、人が集まる場所として使われています。 館内には一階席、二階席、旧書斎の個室があり、それぞれ違った過ごし方ができます。一階にはピアノと書棚があり、二階にも壁いっぱいに本が並びます。旧書斎には英文学に関わる洋書などが残されています。カフェでは書棚の本を自由に読めるため、飲み物を片手に本を選び、読みながら午後を過ごしたい人にも向いています。 室内にはアンティークの照明や、煉瓦造りのペチカがあります。冬はペチカの暖かさを感じながら温かい飲み物を、暖かい季節にはガーデンテラスで冷たい飲み物を楽しめると紹介されています。季節によって庭と室内の表情が変わるため、同じ席でも訪れる時期によって見える景色が異なるのも、この家を利用したカフェの特徴です。 コーヒーは札幌の焙煎店「山鼻Beans」の豆を使っています。メニューには山鼻ブレンド、ドリップのアイスコーヒー、カフェ・オ・レがあり、紅茶はダージリン、アールグレイ、ロイヤルミルクティーを用意しています。オレンジやアップルのジュースも選べます。コーヒーを中心に過ごしたい人にも、紅茶や果汁の飲み物を好む同行者がいる場合にも選択肢があります。 甘いものは、自家製のパウンドケーキとベイクドチーズケーキがメニューに載っています。パウンドケーキにはラム酒に漬けたドライフルーツ、いちじく、くるみを使うと紹介されています。飲み物と組み合わせるセットもあり、本を読む時間や会話の合間のおやつに選べます。季節の商品がトップページで案内されることもあるため、常設メニューとその時期のお知らせを合わせて見ると選びやすくなります。 食事には、シェパーズパイときのこのポタージュのセットがあります。シェパーズパイは、ラム肉を使ったミートソースにマッシュポテトを重ねて焼く料理です。Studio26ではラム肉を使い、マッシュルーム・ケチャップを隠し味に、フランス製のプティ・ポワを合わせています。ポタージュはしめじと舞茸を使ったスープで、軽い飲み物だけでなく、食事を取りたいときにも利用できます。 庭は、南側に大きく開いた窓からも眺められます。公式のガーデン案内では、六月中旬にミヤコワスレが咲く家の脇の小径や、クレマチス、バラ、ガクアジサイなどの姿を紹介しています。花の時期はそれぞれ違うため、一度にすべてが見られる庭ではなく、季節の変化を楽しむ場所です。暖かい時期には庭でお茶を飲むこともでき、室内の本と庭の植物を行き来するように過ごせます。 音楽の場としては、演奏家を招くコンサートに加え、外部の主催者による演奏会や発表会の貸館にも対応しています。貸出設備にはYAMAHA C7のグランドピアノ、久保田チェンバロ工房製の一段鍵盤チェンバロ、譜面台、スクリーンとプロジェクターなどがあります。チェンバロは経験者向けで、PA設備はありません。会場利用には審査や事前申請があるため、通常のカフェ利用とは別に相談する仕組みです。 参加型の活動として、大人のピアノ弾き合い会、小さな歌の会、英詩を読む会も紹介されています。また、カフェ営業時間の前後には、事前申込みでグランドピアノを弾くための利用枠も設けられています。演奏を聴く人、本を読む人、自分で音楽に関わりたい人が、それぞれの関心に合わせて利用方法を選べます。開催日や募集状況は企画ごとの公式案内で確認してください。 カフェの通常営業は土曜・日曜・月曜・火曜の十二時から十七時三十分までで、コンサート開催日は通例カフェが休みになります。無料Wi-Fiと充電器、対応ケーブルも用意されています。所在地は南二十六条西八丁目三番三十号。市電の東屯田通停留所から南へ約七百メートル、バスの南二十四条西十一丁目停留所から南東へ約六百メートルです。駐車場は五台分ありますが、冬は台数が減る場合があります。来店前には営業カレンダーを確認すると確実です。
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⌖ 北海道 札幌市中央区